【テニス雑学】テニスボールはどうして黄色が多いのか?その理由とは

公式テニスのボールといえば、ほぼ全ての人が黄色をイメージすると思います。

テニスをやっていない人でも知っているぐらい当たり前の事です。

では、何故テニスボールは黄色なのかご存知でしょうか。

以前は他の色もありましたが、今では黄色が主流になった理由を紹介します^^

色による視認性の問題により黄色が定着

黄色いテニスボールが定着した最大の理由はその見やすさです。

基本的に明るい色(黄色、赤、オレンジetc)などは膨張色と呼ばれ、大きく前に出ているように見えます。

反対に寒色系(青、青紫、青緑etc)は縮小色と呼ばれ、小さく見える傾向があります。

まずその時点で、小さく見えてしまう寒色系は除外されます。

では黄色と同じ膨張色である赤やオレンジではダメなのか?と言う事ですが、テニスコートで多い濃い緑を背景として考えた場合、黄色が最も視認性が高いそうです。

テニスコートの深い緑を背景として考えた場合、最も見やすい色が黄色であると言う事です。

もしもテニスコートの色が白であったなら、ボールの色は赤になっていたかもしれませんね。

カラーテレビの普及が黄色いテニスボールの決め手

ITF(国際テニス連盟)の定めているルールでは、テニスボールの色は黄色以外にもう一色認められています。

何色だと思いますか。

実は白もルール上は使用OKになっています。

そして1960年頃までは、むしろ白いテニスボールが主流でした。

では何故徐々に黄色が主流になったかと言うと、先ほどご紹介した単純に見えやすいと言う点以外にも理由があります。

まず一つは、一般プレーヤーはクレーコート(土のコート)でプレーするのが一般的でした。

するとすぐにボールが汚れてしまうという意見が多かった事が一つ。

もう一つが、カラーテレビが一般家庭に普及したと言う事があります。

カラーテレビが普及した事により、白いボールがラインと重なって見えづらいと言う事で、よりカラーテレビでボールが認識しやすい黄色が取り入れられたました。

今でも伝統的に白基調を重んじているウィンブルドンは、黄色いボールが主流になってからもしばらくは白いボールでしたが、1986年に黄色いボールを採用しました。

ウィンブルドンで使用するグラスコート(芝のコート)では、白いボールはラインと重なるだけではなく、芝が付着したりして、コートの芝と同化してより見づらいという声が多かったそうです。

このような事があり、白が主流であったテニスボールが徐々に黄色になり、今では黄色が主流になったんです。

限定で白いボールが変える事もあるかも

今ではテニスボールは黄色しか販売されていませんが、数年前にダンロップが白いフォートを販売していました。

確か復刻モデルで数量限定でしたが、実際市場の評判はそこまでだったみたいです。

僕も1缶だけ購入して試してみましたが、正直やりづらかったです笑

単純に黄色いボールに慣れていると言う部分もありますが、やはり違和感というかとにかくやりづらかったです。

お試して購入して楽しむぐらいであれば良いですが、やはり白が主流にはならないと個人的には思いました。

ただ一定数の要望もあるようなので、もしかするとまた何周年限定などで復刻するかもしれません。

もし復刻したら試してみるのも面白いと思いますよ。

まとめ

本日はテニスボールが黄色い理由についてご紹介しました。

当たり前のように黄色いので、むしろ疑問に思ったことすらないという人も多いかもしれませんが、このような経緯があったんです。

カラーテレビの普及が影響しているというのは意外だったのではないでしょうか。

また、ITF(国際テニス連盟)のルールで白いボールが認められているという事も知らない方が多かったのではないでしょうか。

ですが白いボールを試した結果、やっぱりテニスボールが黄色が良いと痛感しました。

なかなか手に入りませんが、もし黄色以外のボールがあれば試してみてくだい。

きっと黄色いボールのありがたさがわかると思います笑