フェデラー選手のフォアハンドのスイングに悩まされたテニスコーチ時代の話

フェデラー選手と言えば、言うまでもなくテニス界のレジェンド。

テニス界どころか、全てのスポーツを含めてもレジェンド的な存在です。

そのテニスの美しさもさることながら、人間的な魅力を兼ね備えており、特に男子学生には憧れの的になる事も多いです。

今日は僕がテニスコーチをやっていた時代に、そんなフェデラーによって軽く悩まされた話です。

まぁ深刻な話でも何でもなく笑い話なんですけどね笑

フェデラー選手のフォロースルー位置低い問題

テニスコーチ時代の僕は、一般クラス(主婦やサラリーマンの方達)を主に担当していましたが、これから頑張って試合に出ていこうと言うレベルの学生のクラスも担当していました。

バリバリの育成ではなく、部活で楽しくやっているレベルの子達です。

もう10年ぐらい前になりますけどね。

その学生の子達の中にも、当然フェデラー選手に憧れていると言う子達はたくさんいました。

もちろんジュニアだけではなく、大人の方でも同じなんですけどね。

それは良い事なのですが、その影響でとある問題がありました。

と言うのも、フェデラー選手のフォアハンドストロークのフォロースルーって腰に巻きつけるような形でフィニッシュしますよね。

フォロースルーだけ見ると、いわゆる手打ちなんじゃないかと勘違いする人が結構いるみたいです。

テニス初心者の方が見ると、まさに手打ちに見えてしまうのも無理はないと思います。

テニススクールではしっかり振り切ってもらうために、フィニッシュは高い位置にしましょうとアドバイスする事が多いです。

小学生などに子供達には、最後は肘で口を隠すところまで大きくスイングしよう!という感じで伝えます。

スイングの後に、肘を高い位置に持って行くと言うのが基本中の基本なんです。

でもそうなると、フェデラー選手のスイングはコーチのアドバイスと違うじゃん!!と言う話になる訳です笑

フェデラー選手は本当に手打ちスイングなのか?

ではフェデラー選手が横振りの手打ちスイングなのかと言えば、当然そんなはずがありません笑

手打ちで世界のトップになれるはずがないですからね^^;

ただスイングスピードが早すぎて、動画で見ると確かに横振りのスイング見えちゃうんですよね。

その影響で、スイングのフィニッシュだけを真似して、横振りの手打ちになってしまうと言う子がそれなりにいました。

連続写真で見れば明らかなのですが、しっかりボールを押し出して、持ち上げてから最後体に巻きつけるような形になっています。

初心者の方がフェデラー選手のこのフォロースルーを真似すると、手打ちになりやすかったり、回転過多になったりする可能性があります。

もし真似するのであれば、インパクト後にすぐに体に巻きつけるのではなく、しっかりとボールを押し出すイメージを持つ事が大切だと思います。

形だけ真似しようとすると手打ちになってしまう為、上記のポイントをしっかり意識するようにしてみてください。

まとめ

フェデラー選手のテニスは本当に美しいので、真似したくなる気持ちは非常によく分かります。

ですが、見た目だけで真似してフォアハンドストロークを腰の位置でフィニッシュするのはテニス初心者の方には難しいです。

フェデラー選手のスイングはフィニッシュの位置は低くても、体幹を使って一度しっかりとボールを押し込んで持ち上げています。

まずは基本である、肘を高い位置に持っていくフィニッシュを身につけた方が良いかな?と思います。

余談ですが、コーチ時代にコーチ仲間と「もしフェデラー選手が体験レッスンにきたら”フェデラーさん、フォロスルーもう少し高くしましょう!”とかってアドバイスしなきゃいけないのかな?

と話していた事があります。

誰に向かってアドバイスしてんだよ、って話です笑